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おそうじの基本

汚れの原因と対処方法

 
1. 油汚れ 


コンロ周りの頑固な油汚れ。調理後に水拭きでもしておけばいいか…と思いがちですが、油汚れは酸性の汚れなので、水拭きや食器用洗剤では落とせません。

油汚れは、反対の性質であるアルカリ性の洗剤(油汚れ専用洗剤や重曹水)で「中和・分解」させてから落とすのが基本です。また、この「中和・分解」に少し時間がかかるため、洗剤を吹き付けた後はすぐ拭かず、その上にキッチンペーパーやラップを乗せてしばらく放置しておくと、汚れが溶け出し楽にきれいに落とせます。

どうせ毎日汚れるからと、掃除を先延ばしにしがちなコンロ周りですが、油汚れはとにかく「早めに落とす」ことがポイント。飛び散った油は時間が経つと固まり、落としにくくなります。汚れたらすぐ拭き取ることを心がけましょう。
 

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2. カビ

「カビ」と聞いてまず思い浮かぶのは浴室。いくら掃除をしてもすぐ黒ずむカビ汚れには、本当に頭を悩まされます。カビの胞子は家中どこにでも存在しますが、特に湿気の多い場所で菌糸を伸ばし増殖します。

生えてしまったカビには、塩素系カビ取り剤を使用しましょう。カビ取り剤は水に濡れている場所では効果が半減してしまうので、浴室が乾いた状態で使うのが効果的です。また、カビの根の深い部分はラップなどで覆い、少し長めに放置してから洗い流しましょう。ゴシゴシこする必要はありません。

浴室のカビの原因は、実は天井のカビ。床などと違い、カビ汚れが目に見えないため気づきにくいのですが、天井のカビを放置しておくと、どんなに壁や床をきれいにしても、胞子が天井から下に落ちて浴室全体に広がり、またすぐカビが生えてしまいます。
そこで、天井を含む浴室全体を掃除した後に「浴室用防カビくんえん剤」を使ってみましょう。1~2カ月防カビ効果が続き、その後のお掃除がグッと楽になります。
 

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3. ハウスダスト・ホコリ

ハウスダストとは読んで字のごとく「家のホコリ」なのですが、ホコリの中でも特に1mm以下の肉眼では見えにくいものを指します。その種類は色々で、繊維クズ、ダニの死がいやフン、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ、細菌 等。
ハウスダストはとても細かいため空気中に舞い上がりやすく、体内に入るとアレルギー症状やぜんそく等を引き起こす原因になることがあります。

一見、掃除してもきりがないような印象のハウスダストですが、掃除する上でのコツはあります。
朝一番や外出後など、部屋に人の往来が無く、床にホコリが積もっている状態で掃除をするのがベスト。しかし、いきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気でホコリを舞い上げてしまいます。まずモップなどで静かにホコリを拭き取って、それから掃除機をかけましょう。このひと手間で、ハウスダストをかなり減らすことができます。
 

4. 水垢(みずあか)

水道水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれていますが、水分が蒸発したあとにミネラルだけが残り、汚れとなるのが水垢の原因です。
金属やガラスは水になじみやすいため、シンクや鏡が濡れる度に表面にミネラルが堆積して硬化し、水垢となります。ミネラルの中でも、特にケイ素は鏡の成分と一緒なので、鏡の表面と強く結合してしまい、より落としにくくなります。

水垢の原因となるミネラルは、酸に溶ける性質を持っているため、クエン酸やお酢など、酸性の性質のものを使うと効果的です。酸でも落としきれない頑固な水垢は、クリームクレンザーでやさしく研磨して落とします。
また「水垢掃除には重曹」という話もよく聞きますが、重曹はアルカリ性なため、水垢を分解するための直接的な効果は期待できません。クレンザー代わりとしてお使いになると良いでしょう。


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5. 尿石

一般的に「トイレの黄ばみ汚れ」と言われている「尿石」。尿に含まれる成分が固まったものなのですが、見た目が汚いだけでなく嫌なニオイも発生させます。さらに便器のフチ裏など、水の流れが届かず掃除もしづらい場所に溜りがちです。

この汚れはアルカリ性の性質を持つので、反対の性質である酸性の洗剤を使用しましょう。汚れに直接かけ、分解させて落としていきます。
尿石は、放置時間が長いほど石のように固くなり、除去が難しくなります。その場合、「尿石除去剤」を使って落とすのですが、これは医薬用外劇物に指定されているものが多く、一般には入手しづらい上に取扱いが難しいため、専門業者に依頼することになります。そうなる前に、普段からのこまめな掃除をおすすめします。

 

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6. ヌメリ

キッチンの三角コーナーやシンクの排水口、浴室の排水口など、水回りでは避けて通れないヌメリ。細菌・酵母・カビなどの微生物が、増殖する際に出すヌルヌルとした粘着物がその正体です。三角コーナーや排水口には、微生物の食料となる生ごみや油があるため、このような場所がヌメリやすくなるのです。

ヌメリが発生した場合は、アルコール除菌剤や塩素系漂白剤を使って除菌をしましょう。
ヌメリ自体は比較的簡単にきれいになりますが、微生物を100%除去できるわけではないので、エサさえあればまたすぐにヌメリが発生します。エサとなる物質(生ごみ等)をこまめに処分することが、ヌメリの抑制へとつながります。


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7. ニオイ

玄関、リビング、キッチン、トイレと、一概に「ニオイ」と言っても、家の中では色々な場所で様々なニオイが発生しています。それはどれも「菌」によるもの。菌は物質を分解する際にニオイを発生させますが、エサとなる物質の違いによって、ニオイも違ってきます。

ニオイをおさえるためには、ニオイの元となる汚れや菌を、それぞれに合った洗剤や薬品を使って除去する必要があります。例えば「酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤」といったように、汚れとは反対の性質を持った洗剤を使い、中和させることで汚れが落ちやすくなり、ニオイの原因菌も減らすことができます。

何より一番大事なのは、菌の栄養源となるもの(生ごみ、尿石 等)をできるだけ排除し、これ以上菌を増殖させないことです。ニオイが発生してしまう前に、まず予防することを心がけましょう。
 

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洗剤の選び方

 

一般的に売られている洗剤には、以下のようなものがあります。

 
【合成洗剤】
洗浄の主な作用が界面活性剤(石けんを除く)であるものを「合成洗剤」と呼びます。
界面活性剤は水と油を結び付け、乳化・分解して汚れを材質から離していきます。しかし、界面活性剤だけではすべての汚れを落としきれないため、その用途に合わせて酸剤・アルカリ剤・研磨剤などの薬剤を配合してあります。
 
【洗浄剤】
洗浄の主な作用が界面活性剤ではなく、主に酸やアルカリの化学反応によって汚れを分解し落とすタイプのものを「洗浄剤」と呼びます。発泡タイプのパイプ用洗剤やカビ取り剤などはこのタイプに分類されます。合成洗剤よりも強力なため、塗布部をいためたり、手肌が荒れることがあるので、扱いに注意が必要です。
 
【漂白剤】
汚れの色素を化学反応によって分解し、白さを回復させる薬剤です。酸素を与えて白くする酸化型(塩素系・酸素系)と、酸素を奪って白くする還元型があります。
 
【研磨剤】
物理的な力によってこびり付いた汚れを取り除きます。クレンザーは、界面活性剤に研磨剤を加えたものです。粉末よりクリームタイプのほうが粒子が細かく、傷がつきにくくなっています。
 
 
◆ 汚れの種類と洗剤選び
場所 汚れ 適性洗剤
キッチン コンロ周り 油汚れ 合成洗剤(アルカリ性)
シンクの排水口 ヌメリ 洗浄剤(塩素系)※パイプ用洗剤
三角コーナー ヌメリ 漂白剤(塩素系)
シンク 水垢 研磨剤 ※クレンザー
浴室 排水口 ヌメリ 洗浄剤(塩素系)※パイプ用洗剤
壁・床 カビ 洗浄剤(塩素系)※カビ取り剤
浴槽 合成洗剤(中性)
トイレ 便器 尿石・黄ばみ 洗浄剤(酸性)


 

塩素系洗浄剤の正しい使い方

 
掃除の際に欠かすことのできない塩素系洗浄剤。「塩素系」とは、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを示しています。
皆さんは塩素系洗浄剤を安全に使えていますか?商品のラベルに大きく「まぜるな危険」と表示されていますが、これは一体なぜでしょうか。
 

《使用上の注意点》

 
1.絶対に混ぜないこと
塩素系の洗浄剤と、酸性の性質のものが混ざると、有害な塩素ガスが発生して大変危険です。そのため、大きく「まぜるな危険」と表示されているのです。
万一混ぜてしまったら、できるだけ早くその場を離れ、刺激臭がなくなるまで絶対に部屋に立ち入らないようにしましょう。
 
2.必ず換気をすること
閉めきった部屋では使用せず、換気扇を回すか、窓を開けて(できれば2か所)使用しましょう。
 
3.ゴム手袋・マスク・メガネを着用すること
洗浄剤が皮膚に触れると、肌荒れをするおそれがあります。皮膚に付いた場合は、すぐ流水で洗い流してください。異常が残る場合は皮膚科を受診しましょう

また、製品のツンとしたニオイを吸い込むことによって気分が悪くなったり、目の痛みや咳を引き起こすことがあります。そのような場合は、ただちに使用を中止してその場から離れ、症状に応じて洗眼・うがい等をしてください。

目に入ると最悪の場合、失明することがあります。特にスプレータイプの洗浄剤を使用する場合は、顔の近くで噴霧しない、目より高い位置で使わないなどの注意が必要です。目に入った場合は、すぐに流水で15分以上流し、眼科医を受診しましょう。
 
4.子供の手に届かないところに保管すること
高い棚の上や鍵の付いている扉の中など、子供が簡単に手を伸ばせない場所に保管しましょう。子供が誤って飲み込んだ時は、吐かせずに、すぐ口をすすがせ、コップ1~2杯の牛乳か水を飲ませるといった応急処置をしてください。その後医師にご相談ください

子供だけでなく、大人も間違って薬剤に触れてしまわないよう、容器などは入れかえず、専用の容器のまま使用しましょう。
 
5.その他
製品本来の私用目的以外では絶対使わないでください。
また、使用後はしっかりと手を洗いましょう。

塩素系洗剤は、その便利さゆえに手軽に使いがちですが、使い方を間違えると大きな事故へとつながります。使用上の注意をよく読んで、正しく使いましょう。